マイナス12℃の朝/真冬の大雪山

2026年1/4日朝6時、帯広のホテルパコから北海道8日目スタート!

毎朝のタイヤの空気圧チェック、荷造りをすませて
ホテルの朝食バイキングでエネルギー補給。

ホテルの朝食バイキング(別途1100)、とろろ麦飯を2回おかわり。

7時50分にホテルを出発、今朝の帯広の気温はマイナス12℃!

この旅一番の寒さを観測!この旅で初めての、CT125エンジン一発始動ならず!

 

 

帯広と音更を繋ぐ十勝大橋

本日目指すのは、この旅でも楽しみにしていた三国峠!
そして天気は晴れ!運が良ければ快晴の三国峠が見れそうだ!
峠入りする前に、道中のモダ石油 音更店で給油!

 

道中の士幌町の道

帯広~三国峠の道も除雪が丁寧で走りやすい!欲を言えばもっと雪が欲しいかな
ここ2日はドライ路面ばかりだったので、そろそろ雪道が恋しい。

ベストグリップのスパイクが雪道でしっかり仕事してくれるのも大きい。

 

タウシュベツ川橋梁展望台の入口にある看板

三国峠の道中、「タウシュベツ川橋梁展望台」の看板が見えたので寄り道。

ちなみに大雪山はヒグマ生息地。

大半は冬眠してるだけろうけど、今回は一応熊スプレーを持ってきた。
お世話にならないのが一番だけど、備えあれば憂いなしだ。

 

展望台から最大望遠で撮影した橋梁

展望台から見たタウシュベツ川橋梁。
真ん中がほぼ崩れており、いつ崩壊してもおかしくない状態だ。

 

・・・さて、展望台だけ寄って三国峠に向かう予定だったけど、
今からタウシュベツ川橋梁に向かう団体を偶然発見。

この時、いつ崩れてもおかしくないタウシュベツ川橋梁をどうしても見たかった私は
迷惑覚悟で「一緒について行って良いですか?」と聞いてみた。

渋い顔をされた後に「オススメしないし、一切責任は持てないけど
この先に先人の足跡があるので、それを辿れば橋梁にたどりつける」と教えて頂いた。

頂いた情報を元に、私はタウシュベツ川橋梁へ行く事を決意した。

 

橋梁に続く獣道

タウシュベツ川橋梁まで続く獣道は、所々足がズボっとスネくらいまで埋まる。

本来ならスノーシューを履いて進むべき道なので、スノーブーツだとかなり歩きづらい。
けど先人立が道をある程度固めてくれてるおかげで、一応、歩くことはできる。

 

結氷した糠平湖
すぐそこに念願のタウシュベツ川橋梁が

穴持たずに出会わない事を祈りつつ歩き続け、ついに糠平湖に抜けた!

タウシュベツ川橋梁は、湖を渡ればすぐそに!!
・・・しかし、俺が進めるのはここまでだった。

事前にXで確認した所、湖は結氷してるように見えるけど・・・
1月4日時点では氷がまだ薄く、立ち入りは解禁されていない。

 

事前に分かってたけど、渡れそうかどうかを自分の目で判断したかった。

凍った氷の上に先人の足跡でもあればそこを辿るけど、
それらしき足跡や、歩いた痕跡は確認できない。

もしかしたら橋梁の前まで渡れるかもしれなけど、
ダメだった時のリスクを考えたら先に進めない。

タウシュベツ川橋梁を目の前にしてくやしいが、ここは泣く泣く撤退。

 

志半ばで撤退し、汗だくでバイクまで帰還。そして三国峠を目指して再出発。

 

展望台近くの道、雲も出て風も強い。

三国峠展望台に近づくにつれて雲が出てきたし、風も強くなってきた。
これは快晴の三国峠は拝めそうにない・・・。

 

念願の冬の三国峠

そして念願の三国峠へ到着!!日差しは見えるけど、予想通りの曇り空(涙)
おまけに風も強いので寒い!

天気には恵まれなかったが、大きな目標の1つ、冬の三国峠を見られて満足!!

 

 

地獄の縦溝道路再び/この旅初の大転倒

さて、三国峠~上川に下る道には、スパイクタイヤの天敵、地獄の縦溝道路が待ち構える
しかもクッッッッッッッッッッソ長い。

 

この場所は事前に調べて覚悟していたとはいえ・・・

「全くグリップしない=いつコケてもおかしくない」という道が延々続くのは
やはり精神的消耗が激しくて辛い。

 

地獄の縦溝トンネルを抜けた先では天候が更に悪化!
吹雪いてきたし、風も強いし、体感気温が更に下がって寒い!

それでも、水墨画のような白黒世界の中を走ってて楽しめる余裕はあった。

 

やや吹雪いてるおかげで、白黒の景色に水墨画感が増して良い
大雪山を越えて上川町へ

 

上川町あたりから天気は好転、吹雪が止んで運転しやすくなった!
視界もクリアになり、除雪状況も良好!良いペースで走れているのだが・・・

道路の所々に雪が盛り上がって固まり、その上を薄く雪が覆っている。
そのため、一部の路面は状況が見え辛くて、スピードを上げづらい。

「最初の年越し宗谷岬でも、こんな状況の道でコケたんだよなぁ」

そんな事を思いつつ走っている時に、事件は起きた。

急にリアタイヤが踊り出して、咄嗟に立て直す事ができずに
そのまま道路のド真ん中で派手にコケてしまった。

コケた場所がフカフカの雪の上だった事、レッグシールド&サイドバッグのおかげで
左側のミラーとナックルガードが歪んだ程度の被害で済んだ。

何より、後ろに車が居なくて本当に良いかった・・・。

 

転倒時の写真は無いが、左ミラー&ガードが歪み、全体的に雪だらけ

コケた理由を今振り返ってみると・・・、

以前コケた事のある道と似た道にも関わらず、ベストグリップを過信しすぎて
あまり速度を落とさなかった事が原因だったと思う。

確かにベストグリップの走破性は素晴らしい、大きなトラブル無くここまで来れた。

しかし、一見走りやすい道でも罠のごとく危険個所が設置されていて
一瞬の隙を見て地獄にたたき落とすのが雪道。

初回の年越し宗谷岬で学んだ上記の認識が甘かったと言わざるを得ない転倒だった。

 

 

冬の都市部と郊外は、路面状況が劣悪

バイクが無事な事に感謝しつつ、今日の目的地の美瑛を目指す!
その為には旭川市を経由しないといけないのだが・・・

実は前回の年越し宗谷岬では旭川近辺で地獄を見たので
本当ならこの辺りの道は通りたくない。

 

旭川は降雪量も多く車も多いので、路面のコンディションは最悪に近い。
けど上川から美瑛を目指すなら、旭川経由が最短ルートなので選択肢が乏しい・・・。

 

旭川市郊外の道、路面状況が劣悪になってきた

覚悟を決めて旭川市郊外へ。予想通り道路状況が悪化してきた。

旭川中心部ほど酷くはないが、それでも路面はボコボコで気を抜くとコケる。
所々にあるシャーベット状の雪はタイヤを取られやすく、気を抜くとコケる。

特に交差点のデコボコが相変わらずエグい。

おまけに郊外なので車の速度も速い、横からバンバン抜かれてく。
交通量も多いから雪も茶色くてきたねぇ。

その上、一部工事中の区間が砂利道になってて、
滑る&路面ガタガタ&速度出せない、の3拍子揃っててキレそう。

 

 

 

町全体が美しい景観、美瑛町

所々に刻まれた深い縦溝、地味に怖い

ストレスマッハな旭川郊外を抜けると、道路状況は改善。
美瑛に近づくにつれて景色も開けてきた!

北海道らしい開けた景色はストレス解消になるけど、
所々に刻まれた小さな縦溝が少し怖いな・・・。

 

美瑛町の看板

時刻15時58分、目的地の美瑛町に到着!
近くのENEOS 美瑛SSで携行缶含めてフル給油!

さて、無事に美瑛に着いたけど・・・実はまだ宿を取っていない。
2日前と全く同じ事をやらかしている。

この時の自分も何故か楽観的で
「前回もなんとか宿取れたし、今回も何とかなるやろ」
と、なめ腐った考えをしていた、どう考えてもフラグである。

しかし幸運な事に、電話を掛けた1件目から宿が取れてしまった。

結果オーライだけど流石に無計画すぎる、皆は絶対にマネしないでね!!

 

ホテルラヴニール、軒下にバイクを置かせて頂いた

そして16時35分、本日の宿、ホテルラヴニールに到着!
今回も軒下にバイクを置かせて頂けて大変有難い!

 


美瑛駅から徒歩圏内で、隣には道の駅も併設されて利便性は最高。
部屋も広くて清潔感がある。今日は贅沢にも一人でツインベッドルームを独占!

 

この日はホテルのボイラーが壊れてお湯が出なかったので
ホテルから徒歩圏内の銭湯、松の湯さんへ。

観光地のド真ん中にあって、サウナ付きで500円は安い!(2026年1/4日時点)
昭和から続く雰囲気のある銭湯だった。

そして風呂上がりの体が暖かい内に、夜の美瑛駅近辺を散策。

 

美瑛駅
美瑛駅前のツリー
美瑛駅向かいの通り

美瑛は町全体が景観スポットになっていて、清潔感のある景色は素敵の一言。
ただ街中を歩いてるだけで楽しめる。

 

美瑛駅近辺で撮影会をしてたら、野生のチロヌップ(キタキツネ)に遭遇!
やたら人に近づくので、確実に餌付けされてるな(笑)

モフモフでかわいらしいけど、エキノコックスが怖いので触らないようにね!

 

満足行くまで撮影した後は、銭湯の女将さんに教えてもらったカレー屋で
夕飯を食べる予定だったけど、残念ながらお店開いてなかった(涙)

なので今日の夕飯は徒歩圏内のセコマのカツ丼&豚丼。

 

今日は転倒というハプニングがあったものの、バイクに大したダメージも無く
無事にここまで来られた事に感謝しながらこの日は就寝。